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ウエキのライフスタイル

第8回 持続可能な未来への一歩
~カーボンニュートラルと植物由来プラスチックの可能性~

第8回 持続可能な未来への一歩<br>~カーボンニュートラルと植物由来プラスチックの可能性~

こんにちは、社長の伊藤です。当社ホームページをご覧いただきありがとうございます。前回は「緑の大切さ」について触れましたが、今回はそれに続き、「カーボンニュートラル」についてお話したいと思います。

日本が目指すカーボンニュートラル

2020年10月の国会で、菅総理が2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言して以来、この言葉が頻繁に耳にされるようになりました。産業革命以降、石炭や石油の使用によりCO2濃度が上昇し、地球が温暖化しています。その結果、世界中で異常気象が増え、被害が拡大しています。さらに、海面上昇により生活が困難な地域も増加しています。

カーボンニュートラルは、これらの問題に取り組むためのアプローチです。ただ、機械や生活からのCO2排出を完全にゼロにするのは不可能です。ですが、排出量に見合った量のCO2を植物の呼吸で吸収し、相殺することで、計算上はプラスマイナスゼロを目指す取り組みです。

私たちが今後取り組むべきことは、石炭や石油の使用量を極力減らし、CO2排出量を削減すること、そして植物を増やしてCO2吸収量を増やすことです。具体的には、再生可能な太陽光や風力への発電所の転換、自動車のエンジンを電気などに置き換える取り組みが進んでいます。

バイオマスプラスチックの可能性

園芸や農業では、ビニールや土に使われるマルチ、プランターやポット、そして肥料にまでプラスチックが使われています。しかしながら、プラスチックの原料は石油であり、廃棄時に多くのCO2が排出されるだけでなく、海洋に流れたプラスチックがマイクロプラスチックとなり、深刻な問題を引き起こしています。

当社では、新たな変革をもたらすため、積極的にマイクロプラスチック問題に取り組むことを決意しました。植物由来のバイオマスプラスチックから、環境に優しい資材を作り出し、それを農園や園芸に活用する計画を進めています。この取り組みによって、二酸化炭素排出を削減し、同時にマイクロプラスチック問題の解決に向けた一歩を踏み出せることを確信しています。バイオマスプラスチックの詳細については、次回のブログでお話ししたいと思います。

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