- 2026.07.17
- ガーデニング
ペチュニアを長く楽しむための切り戻し方法とお手入れのポイント

ペチュニアは、適切なタイミングで「切り戻し」を行うことで、株が元気に育ち、春から秋まで次々と花を咲かせます。
しかし、切り戻しをすべきと言われても、「どのタイミングで切ればいいの?」「切りすぎてしまわないか心配…」という困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、ペチュニアの切り戻しは、ポイントを押さえれば初心者の方でも簡単に行えます。
今回は、ペチュニアの切り戻し方法や、株姿を美しく保つコツ、水切れしてしまった場合の対処法をご紹介します。
切り戻しを行うベストなタイミング
切り戻しは植物にとって負担になる作業です。そのため、葉がよく茂り、株が元気な状態で行うことが大切です。
株の勢いがあるうちに切り戻しを行うことで、新しい枝が伸び、花数も増えます。適切なお手入れを続ければ、11月頃まで美しい花を楽しむこともできます。

1回目:植え付け時
ペチュニアの苗を植え付ける際は、咲いている花や咲き終わった花を摘み取るようにピンチ*1をしてから植え付けましょう。
花に使われる栄養を株の成長へ回すことができ、枝数が増えてボリュームのある株になります。
*1:茎の先端の芽(成長点)を指やハサミで摘み取る作業
2回目:梅雨前(咲き終わった花が増えてきた場合)
梅雨前までに株姿が乱れていたり、咲き終わった花が増えてきた場合は、軽く花を摘み取る程度のピンチを行うことで、その後の本格的な切り戻し*2がより効果的になります。
*2花が終わった茎を思い切って短く切る作業
3回目:梅雨前
ペチュニアは蒸れに弱く、日本の梅雨は苦手です。
梅雨入り前には株の半分程度まで思い切って切り戻し、風通しを良くしましょう。蒸れによる傷みを防ぎ、健康な株を維持できます。
4回目:7月中旬~下旬
梅雨前に切り戻した株は、7月頃に再び満開になります。
このタイミングでは軽めの切り戻しがおすすめです。株全体の約3分の2を残すイメージで、葉をできるだけ多く残しながら整えましょう。
5回目:9月中旬~下旬
株にまだ勢いがある場合は、再び半分程度まで切り戻します。
秋にも新しい花が咲き、10月頃まで美しい花を楽しめます。
株姿をきれいに保つ切り戻しのコツ
這うタイプ(這性)
鉢から大きくはみ出した枝は、鉢の縁に合わせて切り戻すと、丸くまとまった美しい形になります。
上に伸びるタイプ(立性)
立性のペチュニアは伸びすぎると株が割れやすくなります。
全体の半分程度を目安に切り戻すことで、株姿が整い、倒れにくくなります。
真ん中がスカスカになる「ドーナツ状」の株を防ぐには
這性のペチュニアでは、枝先ばかりに花が咲き、株の中心が空いてしまうことがあります。
このような「ドーナツ状」の株化を防ぐには、こまめなピンチが効果的です。
茎の先端を摘み取ることで側枝が増え、葉が密に茂り、株全体がこんもりとした美しい姿になります。
枝数が増えることで花数も自然と増えていきます。
水切れで葉がチリチリになってしまったら
ペチュニアは乾燥に比較的強い植物ですが、水切れが続くと葉がチリチリになってしまいます。
その場合は、まずたっぷりと水を与え、その後は無理に肥料や活力剤を与えず、株が回復するまで静かに様子を見守りましょう。
葉が元気を取り戻し、光合成ができる状態になれば、徐々に回復していきます。
花を長く咲かせるための肥料管理
ペチュニアは肥料をよく吸収する植物です。
開花期間中は、定期的に肥料を与えることで、次々と花を咲かせ続けます。
液体肥料を使用するのが難しい場合は、置き肥でも十分効果があります。
「10-10-10」と表示されている窒素・リン酸・カリウムがバランスよく配合された肥料を、約1か月に1回与えると元気な株を維持できるため、おすすめです。

まとめ
ペチュニアは、適切なタイミングで切り戻しとピンチを行うことで、株姿が美しくなり、花数もぐんと増えます。
特に梅雨前の切り戻しは、夏越しを成功させるための大切なポイントです。
定期的な肥料管理とあわせてお手入れを続ければ、春から秋まで長く色鮮やかな花を楽しむことができます。ぜひ毎日の管理に取り入れてみてください。
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