横浜植木横浜植木

【育て方マニュアル】はじめてのセンセーションシリーズ

【育て方マニュアル】はじめてのセンセーションシリーズ

センセーションシリーズは、約 2 ヶ月半で、凛と背高く育つ、やさしい色味の特別なサルビアです。

学名:Salvia
科・属名:シソ科・サルビア属(アキギリ属)
英名:sage
原産地:熱帯、亜熱帯
開花期:4~11月
別名:サルビア、ヒゴロモソウ(緋衣草)

サルビアとは、シソ科・サルビア属(アキギリ属)に分類される植物です。基本は毎年同じ時期に花が咲く「多年草」扱いですが、寒さに弱い品種は日本の冬を越せないためその年のうちに枯れる「一年草」として扱われる品種もあります。

昔は肉の臭み消しや料理の味付けに利用されてきたこともあり、サルビアの使い道は観賞用と薬用の2つです。

肉ではソーセージに使われたていたことから食用の種をセージ、観賞用の種をサルビアと呼び分ける習慣がついたそうです。

センセーションシリーズのご紹介

横浜植木のセンセーションシリーズは、5つの種類があります。

センセーションシリーズおすすめポイント

  • ○香りが良い
  • ○他のサルビアより背が高い(50~80cm)
  • ○蕾、花、ガクが楽しめる(咲く前から咲いた後まで。すべて楽しめる)

詳しくはこちらから

それでは、ここではファイヤーセンセーションの鉢植え栽培について、ご紹介いたします。

今回初めてガーデニング体験をされる園芸初心者の方や、マンションのベランダ栽培をもっと充実させたい方にもご満足いただけるように、まとめました。

何を準備したらいいの?


【1】栽培を開始する前の準備 


苗  : ファイヤーセンセーション苗
肥料入り培養土:肥料入り土
プランター:深さのある 8 号鉢(直径約 24cm)など
鉢底石: 水はけを良くします。
殺虫剤:アブラムシなどの対策です。

を用意します。

苗をゲット、さっそく植えてみよう!


【2】最初のイベント:植える!


♡ワンポイントアドバイス:ウォータースペースを作ろう!

植えた後に鉢の上部に数センチの「ゆとり」ができるように、土の高さを決めます。
「ゆとり」はウォータースペースと呼ばれ、水をあげたときに鉢から水が溢れないようにするためのスペースです。
こうすることで水や土が外に流れ出ず、汚さずに栽培できます。

それではさっそく植えてみましょう。

1.鉢底石を入れます。
水はけと通気性が良くなり、根がのびのびと生長します。

2.土を入れます。
入れすぎると根の部分が飛び出してしまうのでウォータースペースを意識して高さを調節しましょう。

3.苗を丁寧にポットから取り出します。

4.苗を中央部にまっすぐになるように置きます。

注1)苗についている土はほぐさずにそのまま土の上に置きます。

5.苗の周りに土を入れます。
苗の土面と同じくらいか、少しかぶさるくらいが良いでしょう。土はふんわりと入れ押し固めないでください。
押し固めると根の伸びが悪くなり、生長が鈍くなる場合があります。
注2)土には肥料が入っているので、植える際には肥料を入れる必要はありません。

植えた後はどうするの?

植えた後はすぐに苗の根元にたっぷりと水をあげましょう。
(鉢の底から水が流れ出るくらいが目安です。)

水の勢いが強すぎると土が飛び出してしまうので注意しましょう。
水をたっぷりとあげることで苗と土の隙間が埋まります。土も水分をたっぷり吸うことで、
その後、乾きにくくなります。
植えた後はしばらく根が張っていないので、苗はまだ弱いです。
強い衝撃を与えたり、風のあたらない場所に置いてあげましょう。

いかがでしたでしょうか。
これで、最初のイベント「植える」が完成です。
いよいよ、これから楽しい栽培が始まります!


【3】次のイベント:育てる! 


♡こんな小さな苗から、こんな立派なファイヤーセンセーションを目指して、これから育てていきます。

毎日かかせない大切なこと・・・水やり

何気ない水やりですが、いくつかコツがありますのでご紹介します。

1 日 1 回、土の表面が乾いていないか確認し、乾いていたらたっぷり水をあげましょう。
葉がしおれていたら、「水が足りない!」アラートです。 すぐにたっぷり水をあげましょう。
・水は常に茎の根元にあげましょう。
・ファイヤーセンセーション苗は水のあげすぎはあまり気にしなくてダイジョブです。
毎朝、夕方など、時間を決めて確認すると、自然に水やりができるようになります。

水やりで失敗したくない、という方に、水分計をお勧めします。

例えばこちらの商品は、土に直接刺しておくと、その時の水分量で色が変わります。

水色だったらお水はあげなくて OK ! 白くなっていたらたっぷりお水をあげれば、安心です。

毎月欠かせない大切なこと・・・肥料

ファイヤーセンセーションは肥料が大好きです。 
毎月1回忘れずに肥料あげると、あげた分だけ立派に生長してくれます。

8 号鉢は約 5 リットルです。ご使用の肥料の説明書をよくご確認ください。

土の表面に規定量をぱらぱらとまきます。

必要に応じて対応を・・・病害虫

比較的虫のつきづらい品種であるセンセーションシリーズですが、周辺でアブラムシや
コナジラミ等の虫の発生が見られる時は、市販の殺虫剤を使って上手に管理しましょう。


【4】最大のイベント:切り戻し 


♡立派な植物に生長させるための秘伝です!!

「切り戻し」って何?

「切り戻し」とは、伸びた枝を切り取って形を整えること、を指します。

「切り戻し」を行うと何がいいの?

新芽が多く芽生え、花が沢山咲き、こんもり形が整います。

「切り戻し」には、大きく2つの方法がありますので、ご紹介いたします。

花落とし・・・花を楽しみながら「切り戻し」ます。

咲き終わった花が多い枝のすぐ下の葉との境目辺りで切り戻します。
花数が少ない枝は、積極的に「切り戻し」ましょう。
これから花が咲く枝は残しましょう。

丸刈り・・・枝数を増やし、株の形を整えます。

葉の付け根から新しい芽が伸びてくるので、枝の根元から高さ 15 ~ 20 ㎝を残し、全て切りそろえます。
一時的に花はなくなりますが、枝数が増えて花数が増えます。
ただし、あまり小さく切りそろえると、次の花が咲くまでに時間がかかったり、一時的に枝数が減ってボリューダウンとなる場合もあるのでご注意ください。

詳しくは、横浜植木チャンネル「切り戻し剪定でボリュームアップ」をご覧ください。

    

切り戻し剪定でボリュームアップ

【最後に】

サルビアは、「切り戻す」ことで、植えてから11月ごろまで何度も花を楽しめます。

また鉢植えの場合は、零下になる前に枝を短く刈り込み、室内の暖房の風が直接当たらない場所に置いておくと、越冬させることができます。

春がきたら、また、ベランダやお庭に戻して、楽しむことができます。

以上で、横浜植木のサルビア ファイヤーセンセーションの鉢植え栽培のご紹介を終わります。

****

いかがでしたでしょうか。
横浜植木のサルビア センセーションシリーズは他に4つの品種がありますが、栽培のポイントは同じです。

横浜植木のサルビア センセーションシリーズ ぜひ、お楽しみください。

ページの先頭へ