庶民派赤肉メロンの女王 クインシー
みなさんは、メロンと聞くと何を思い浮かべますか? 高価な果物、贈答品、特別な時にいただく特別な果物、などなど。
メロンと一言で言っても、沢山の品種があります。 大きく分けると果肉がオレンジ色の「赤肉メロン」と果肉が緑色の「緑肉メロン」があります。ここでご紹介するメロンは、30年ほど前に登場し、現在も長らくご愛顧いただいている庶民派赤肉メロンの女王:クインシーです。
マメ知識①
クインシーメロンは、「女王(クイーン)」と「ヘルシー」を組み合わせて名付けられました。
現在では、生産していただける産地も増え、価格もリーズナブルな「春から夏のちょっと特別な日のおうちデザート」として皆様のご家庭の食卓で楽しんでいただいております。
クインシーメロンの味の特徴は、何と言っても、その甘さとメルティング「口どけの良さ」にあります。一般的にメロンの糖度は13~18度くらいですが、クインシーは平均で15~17度あり、メロンの中でも糖度が高いのが特徴です。
マメ知識②
スーパーで売っているメロンについているQRコードをスマホで読み取ると、品種名や収穫日、糖度までわかることがあります!
収穫してすぐのメロンは硬い場合がありますので、柔らかくなるまで常温保存する(これを追熟といいます)のが、メロンをおいしくいただくポイントです。メロンのお尻(茎の反対側)を親指で押して、少し弾力を感じられたら食べごろです。
食べる2時間くらい前に冷蔵庫へ入れて、ほどよく冷えたらカットしてスプーンでいただくのが最もおいしいいただき方と思います。
マメ知識③
毎月”6”の付く日は、「メロンの日」(5月6日、6月6日、7月6日)。甘くて美味しい、旬のメロンを食べてみてください!
クインシーメロンを購入されたい方へ
学名 | Viola×wittrockiana |
科名・属名 | スミレ科スミレ属 |
原産地など | ヨーロッパ |
一年草 | |
開花期 | 10月~5月 |
メモ | 秋になると園芸店やホームセンターでいろいろな種類の品種が販売されています。 苗を買ってきて、プランターや鉢、花壇に植えると春まで楽しめます。 パンジーは花が大きく、ビオラは花が小さいことが特徴ですが、最近は境目があいまいになっています。色はイエロー、パープルー、ブルー、ホワイト、ピンク、レッド…と花色が豊富です。自分の好みの花を見つけてみましょう。花の形も個性的です。一般的に花弁は5枚で、全体に丸型です。ウエキの神戸ビオラシリーズは、上の2枚の花弁が細長く、ウサギの耳のような形がとてもかわいいシリーズです。花弁が波打つフリルの品種も華やかできれいです。 タネをまく場合は、8月下旬~9月下旬頃まいてみましょう。 |
発芽適温 | 15~20℃ |
生育適温 | 5~20℃ |
生育条件 | 日なた、半日かげ、日かげ |
耐暑性 | 強、弱 |
耐寒性 | 強、弱 |
病害虫 | アブラムシ、ナメクジ、灰色かび病 |