横浜植木 夢を植える。未来を育む。

Since 1891横浜植木の歩み

1891年(明治24)6月1日、株式会社横浜植木商会として
設立した横浜植木株式会社は、
2021年に創立130周年を迎えました。
これもひとえに皆様方のご愛顧の賜物と感謝申し上げます。

ウエキの、はじまり。
明治維新の時代、海外交易事業の展開として、
他産業よりも遅れを取っていた園芸界を創業者・鈴木卯兵衛が、
明治政府要人旗振りのもと、文明開化へと導くことを目指したのが横浜植木の始まりでした。
卯兵衛は、当時、交易の実権を握っていた居留外国人の支配を脱し、
日本人の手によって
日本伝統の園芸・庭園文化を欧米へ伝えたかった。
欧米の園芸・造園文化を、自分たちの手によって日本へ持ち帰り、広めたかった。
それが私たち横浜植木のルーツです。

これからの、ウエキ。
種苗、園芸、造園の分野で、これからも横浜植木は
新しい時代とともに
自然環境との調和、社会問題解決への貢献を目指しながら
私たちの手によって、新たな価値あるものを生み出し、皆様にお届けいたします。

皆様のそばに寄り添って、誰もが豊かな暮らしを送れますように。

夢を植える。未来を育む。

横浜植木株式会社

横浜植木株式会社創立130周年記念出版

横浜植木株式会社創立130周年記念出版

百花繚乱「横浜植木物語」
~花と緑で世界を結んだ先駆者の歩みを追憶~

海外展開に挑んだウエキ(1890 - 1945年)

1890

明治23年2月(1890年) 鈴木卯兵衛を代表者として「有限責任横浜植木商会」を現在地に創業、日本人商社として初めて植物類の輸出入業務を行い、当社の前身となる。サンフランシスコ支店開設。

初代社長 鈴木卯兵衛

初代社長 鈴木卯兵衛

1891

明治24年6月(1891年) 資本金5万円で「株式会社横浜植木商会」を設立。

1893

明治26年10月(1893年) 商号を「横浜植木株式会社」に改称し会社登記を済ませる。シカゴで開催された米国コロンブス世界博覧会に盆栽と日本庭園を出品し好評を得る。

Lilies of Japan(海外向け商品カタログ)

Lilies of Japan
(海外向け商品カタログ)

1897

明治30年(1897年) 輸出用花菖蒲の栽培及び品質改良のため、神奈川県久良岐郡屏風ヶ浦村磯子に花菖蒲園を開設。

磯子菖蒲園

磯子菖蒲園

1898

明治31年12月(1898年) ニューヨーク事務所開設。

1903

明治36年3月(1903年)  海外の販路拡張に伴い、東京府荏原郡蒲田村に花菖蒲園を開設。

1907

明治40年2月(1907年) ロンドン支店開設。初めて定価表を発行、草花種子を小袋で国内販売開始。

イギリス支店外観

ロンドン支店外観
出典:「The Florists‘ Exchange」1906年9月29日付

1910

明治43年5月(1910年) 英国日英博覧会に盆栽、日本庭園を出品、名誉大賞を受賞。また英国王立園芸協会より銀製大盃2個を受賞。

日英博覧会出展ヒノキ盆栽

日英博覧会出展ヒノキ盆栽

1912

明治45年(1912年) 東京市がワシントン市に桜を寄贈、当社が輸出業務を手がける。

ワシントンD.C. ポトマック河畔の桜の写真

ワシントンD.C. ポトマック河畔の桜

1913

大正2年4月(1913年) 東京市牛込区新小川町に東京売店を開設。

1914

大正3年(1914年) チェルシーフラワーショーに出展、スタンダードカップ受賞。同ショーには大正2年(1913年)から昭和14年(1939年)まで毎年出展し、多数受賞。

チェルシーフラワーショーに出展した神社と盆栽

チェルシーフラワーショーに
出展した神社と盆栽
©RHS Lindley Collections

1915

大正4年(1915年) 北米サンフランシスコで開催されたパナマ太平洋万国博覧会に盆栽、日本庭園などを出品、名誉大賞1、名誉賞1、金牌6、銀牌5を受賞。

パナマ太平洋万国博覧会での出展風景

パナマ太平洋万国博覧会での出展風景

1916

大正5年8月(1916年) 北海道小樽市に売店を開設。

1925

大正14年11月(1925年) 農薬の需要増加に備え神奈川県都筑郡都田村川和に農薬製造工場を開設。

1926

大正15年3月(1926年) 神奈川県鎌倉郡大正村汲沢に戸塚試作場を開設。

1931

昭和6年12月(1931年) 大阪市北区に大阪噴霧機工場を開設。

1933

昭和8年(1933年) 北海道札幌市に出張所開設。

1941

昭和16年11月(1941年) 大阪噴霧機工場を戸塚試作場に移転。

戸塚試作場

戸塚試作場

1942

昭和17年5月(1942年) 農林省の農業薬剤企業整備方針に従い全購連と提携して東亜農薬を設立、当社取締役(後、第4代社長)の鈴木孝一が社長に就任。川和工場を同社に譲渡。

1945

昭和20年3月(1945年) 戸塚試作場、噴霧機工場を軍の斡旋により譲渡。機械類を本社に移転。敗戦により海外の支店及び出張所を閉鎖。

日本の園芸業界を
牽引したウエキ
(1946 - 2000)

1965

昭和40年2月(1965年) 現在の静岡県菊川市に菊川研究農場を開設。

現在の菊川農場

現在の菊川農場

1971

昭和46年6月(1971年) 昭和46年度輸出貢献企業として通産大臣賞を受賞。

1974

昭和49年(1974年) 当社初のF1品種「US交配鮮紅4寸」ニンジンが日本種苗協会品種審査会で一等特別賞を受賞。

1984

昭和59年4月(1984年) 植物類の研究・開発を目的とするバイオ部門を設立。

1988

昭和63年8月(1988年) 野菜種子研究開発体制の充実を図るため菊川市吉沢に第一分場を開設。

昭和63年(1988年) 玉レタス「しずか」が日本種苗協会品種審査会において農林水産大臣賞を受賞。

しずか

しずか

昭和63年(1988年) 赤肉メロン「クインシー」発表。現在でもご愛顧頂いているロングセラー品種。

クインシー

クインシー

1991

平成3年1月(1991年)  創立100周年記念祝賀会を開催。

1996

平成8年(1996年) 日本初、細胞質雄性不稔を開発利用したダイコン「武将」を発表。日本種苗協会品種審査会において一等特別賞を受賞。

1997

平成9年5月(1997年) 第10代社長に渡邊宣昭が就任。

総合園芸商社として
飛躍するウエキ
(2001~)

2003

平成15年(2003) 長ネギ「華青楼2号」が日本種苗会品種審査会において一等特別賞を受賞。

華青楼2号

華青楼2号

2009

平成21年10月(2009年) 建設省都市局長賞(港の見える丘公園)を受賞。

港の見える丘公園

港の見える丘公園

平成21年12月(2009年) 横浜市より平成21年度土木部門優良工事請負業者として表彰。

2010

平成22年(2010年) 世界で初めて種なしピーマン「タネなっぴー」を開発。平成28年(2016年)に販売開始。

タネなっぴー

タネなっぴー

平成22年11月(2010年) シードセンター新築。

シードセンター

シードセンター

2012

平成24年12月(2012年) 園芸部九州営業所 福岡県久留米市に開設。

2013

平成25年2月(2013年) 本社造園部・北海道支店造園課、ISO9001品質・ISO14001環境認証取得。

平成25年5月(2013年) 第11代社長に有吉和夫が就任。

2014

平成26年3月(2014年) 横浜型地域貢献企業最上位認定。

平成26年12月(2014年) いでと公園拡張整備工事、横浜市優良工事監督者表彰。

いでと公園

いでと公園

2018

平成30年1月(2018年) 北海道支店新社屋完成。

北海道支店

北海道支店

平成30年9月(2018年) 海外現地法人ウエキチリ設立。

2019

平成31年3月(2019年) 南九州出張所を都城市に開設。

令和元年5月(2019年) 第12代社長に伊藤智司が就任。

令和元年(2019年) 今上天皇即位の際、大嘗祭でダイコン「武虎」を献上。

武虎

武虎

2020

令和2年1月(2020年) 第46回園芸総合展示会をパシフィコ横浜で開催。

令和2年2月(2020年) 菊川基礎研究所新築。

菊川基礎研究所

菊川基礎研究所

令和2年(2020年) 雪ミクx花鉢&ペチュニアのコラボアイテム 「雪ミクペチュ」発売。

雪ミクペチュ

雪ミクペチュ

令和2年(2020年) 販売されてから93年を迎える、ロングセラー殺蟻剤「アリメツ」のパッケージをフルリニューアル。

アリメツ

アリメツ

2021

令和3年6月(2021年) 創立130周年。

『百花繚乱「横浜植木物語」』記念出版

『百花繚乱「横浜植木物語」』記念出版

ありがとう130周年ロゴ

ありがとう130周年ロゴ制作

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