横浜植木が手掛けた主な公園-Part4
当ページは、弊社が手がけた公園作品集の「パート4」です。
今回は横浜市の金沢区と旭区にある公園から、海が見える落ち着いた公園や、動物を間近に観れる動物園をご紹介します。
16.長浜公園
名称 | 長浜公園 |
所 在 地 | 横浜市金沢区長浜106-6 |
開 園 | 1982年(昭和57年)7月 |
公園の特徴
長浜公園は横浜横須賀道路を挟んで北側と南側に分かれており、北側には運動施設、南側には野鳥観察園があります。北側には、2002FIFAワールドカップの公式練習場に指定された球技場(サッカー場)のほか、野球場、テニスコートなどの運動施設があります。
横浜植木と長浜公園
野鳥観察園の中にある汽水池は、1895年(明治28年)、長浜検疫所開設時につくられた船溜りの跡です。汽水池には、人工干潟や湧水を利用した淡水池、ヨシ原などがあり、多くの生き物が暮らしています。
17.金沢動物園
名称 | 金沢動物園 |
所 在 地 | 横浜市金沢区釜利谷東5-15-1 |
開 園 | 1982年(昭和57年)3月 |
公園の特徴
金沢動物園は、希少草食動物が中心に飼育されている動物園です。広い飼育スペースを誇る無柵放養式展示の動物地理学展示方式をとっています。1982年(昭和57年)3月17日に野毛山動物園の分園として開園し、その後1988年に金沢動物園として独立しています。
横浜植木と金沢動物園
造園部では、カンガルー舎パドックやコアラ舎、オオツノヒツジ舎パドック、バク舎などの改修工事や園内整備工事などを手掛けています。
動物園内の工事では、以下のような独特の規制や決まり事があります。
- ・不用意に大きな音をたてない
- ・光るものはダメ
- ・工具は黒塗り
- ・ジャンパーとズボンは着替えない
- ・動物の匂いをつけるためおしっこを掛けられる
18.海の公園
名称 | 海の公園 |
所 在 地 | 横浜市金沢区海の公園10番 |
開 園 | 1988年(昭和63年)7月 |
公園の特徴
海の公園は、横浜市金沢地先の埋立事業の一環として整備された市内唯一の海水浴場です。人工海浜に自然に増えたもので、浜辺では潮干狩りができます。
横浜植木と海の公園
海岸の砂は、千葉県富津市から山砂を運んできています。
19.野島公園
名称 | 野島公園 |
所 在 地 | 横浜市金沢区野島24 |
開 園 | 1956年(昭和31年)4月 |
公園の特徴
平潟湾入口に位置する野島公園は、金沢八景の一つであり、歌川広重が浮世絵に描いた「野島の夕照(のじまのせきしょう)」の景勝地です。
公園中央部の野島山展望台は、海抜57メートルあります。また、公園東側には、横浜市内では貴重な自然の砂浜が残っています。
横浜植木と野島公園
造園部では、1993年の野島公園再整備工事にて、駐車場や野球場他園路施設、東側の大規模な階段護岸の整備工事などを行っています。
20.ズーラシア
▲日本の里山の風景
名称 | ズーラシア |
所 在 地 | 横浜市旭区上白根町1175 |
開 園 | 1999年(平成11年)4月 |
公園の特徴
ズーラシアは、1999年の開園当時、動物園としては東洋一の広さを誇っていました。動物を世界の気候帯・地域別の8ゾーンに分け動物が実際に暮らす地域の環境を再現しています。そのため動物の生息地の雰囲気をも体感でき 、園内の地形も変化にとんでいます。
▼アムールトラ舎のパドック工事
▼亜寒帯の森「アラースの谷」
横浜植木とズーラシア
造園部では以下のゾーンを施工しています。
・亜寒帯の森・オセアニアの草原 ・日本の山里・アマゾンの密林 ・アフリカのサバンナ
・わくわく広場・自然体験林
▼オセアニア「アボリジニの砂絵」
▼日本の山里 炭焼き小屋の風景
▼アマゾンの密林
アルミ鋳物動物像は 国内でも著名な造形作家の先生が粘土原型を製作し、石膏で型取りしました。まさしく美術品です。(富山県高岡製)
作者のアトリエに出向き 粘土像の原型に感動しました。
▼青森県産 寒立馬
▼(左)トナカイ座像 (右)トナカイの親子
▼(左)ゴールデンターキン (右)クマ
▼(左)シャケの燻製 (右)カヤック
▼わくわく広場の恐竜の化石
※前回の作品集は以下リンク先からご覧いただけます。